開業準備開業準備開業準備というと、ほとんどの方が最初に開業地域や不動産物件、導入機材、資金等を考えますが、第一に実行することは「開業イメージを明確にすること」 と言えると思います。 「開業イメージを明確にする」といっても難しいことを考える必要はありません。 ご自分が「どのような場所でどのような治療院でどのような治療をしたいか」というイメージをはっきりさせることが大切なのです。 例えば「下町の地域社会に溶け込んで、白衣を着用せずに、町を散歩している時でも、患者さんから『先生、こんにちは』と挨拶されるような先生」とか、 オフィス街で「疲れたビジネスマンやOLをビジネスライクに治療する」あるいは、「子供たちに好かれるヒゲ先生」、 「いつもスポーツマンに頼りにされる選手の駆け込み寺的な接骨院の先生」「10院規模の多院展開を行って総院長社長になる。」等々・・・。 要はご自分がなりたいタイプの先生と作りたいタイプの治療所をはっきりとしたイメージで掴むことです。 開業イメージと時代の整合性これからの開業イメージを考える時、ご自分のイメージと時代の整合性を考える必要があります。 手技療法の市場は基本的には以下の3つから構成されていると考えられます。 1.従来の中高年を対象とした保険での治療系施術従来の接骨院タイプだが、現状のままでは種々の要因から経営環境が悪化している。 今後は治療費頼みの運営は困難になると予想される。 2.特に中年層を対象とした自費による治療系施術鍼灸院、整体院に多く見られる。 治療技術だけで遠方からの患者を来院させる程の、絶対的な技術と自信をもった施術者であることが最大の条件。 3.若年女性層を対象とした自費によるリラクゼーション系、慰安系施術既に定着した若年女性市場に、ファッション感覚を持って参入できるビジネスとしての割きりが求められる。 4.その他1は治療費頼みの経営が困難になると予想され、更に、急増する新設校からの卒業生による新たな競合整骨院との生き残りを賭けた戦いが加熱する現在では、 従来の接骨院としての開業スタイルのみに頼らず新たな活路としての接骨院在り方を真剣に考えざるを得ない状況となってきました。 2が本来の治療としてのあり方ではあるが、卓越した技術の習得までに多くの臨床経験と研鑽が必要であり、時間を要する。 3においては需要も多いが競争相手も多い。マーケットもサービス業として捉えている傾向があるため、“お客様”としてもてなす、技術以外の付加価値が必要である。 このような状況の中での開業となると、自院で行いたい治療やサービス、つまり開業イメージが現実のマーケットにおいて受け入れられるか否かの整合性を十分に考慮することが不可欠の条件となっています。 開業候補地の選定場所の選定は開業準備の最大の難関であり、最も時間がかかりますが、これが決定すると、その後は思った以上にスムーズに進みます。 地域よりも広範という意味での方面、その細分したものである地域、そして物件という順番で選定して行きます。 「方面」については、「実家が近くだから・・・。」とか「学生時代に過ごした街だから・・・。」というように漠然ときまっているもののようですが、 これで問題はないと思います。 次に方面から更に細分化した「地域」については、人口構成と動向、および、所得状況程度は掌握する必要があるでしょう。 これらの情報は管轄する役所で得られます。 そして、その地域を実際に自分の足で歩いて、その「地域の実感」を掴むことが重要であり、そこに「関係イメージ」が重なればその場所が「開業の第一候補地域」となります。 次に自分で選定した「開業第一候補地域」内の出来るだけ沢山の不動産業者へ物件の紹介を依頼します。 情報提供:吉村龍夫
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